2005年05月05日

「Global Justice」へのアプローチ

「Global Justice」を追求していく上で、「正義」とは何かを問い、その絶対的な「正義」目指していく方法と、相対的な「正義」の実現をする為に、知恵と経験を積み重ねていく方法とがあるように思う。しかし、前者の場合、「正義」とは何かという議論から抜け出すことが出来ず、正義の実現へ向けての動きは不十分になる可能性が高い。そもそも絶対的な「正義」の定義は存在しえないし、異なる社会は異なる正義の概念を持っている。例えば、いわゆる「汚職」は一般的に悪とされるが、西洋的概念で汚職とされるものが、ある社会では慣習であり、それがあるからこそ社会が円滑にまわっているということもある。

「正義」はイデオロギーによって定義されることがほとんどである。したがって、同意を得られない問いからではなく、「現在の世界において正義は実現されていない」という誰もが認めうる事実から出発し、より正義と公正に近い選択肢を選び続けることによって正義を実現することが現実的であり、また重要であると考える。

そのためには一人一人が世界で起こっていることについて考え、自分が属する社会や国家の枠を超えて一市民対一市民という関係を築くことが重要なのではないだろうか。
posted by Apple at 00:59| ロンドン ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Global Justice | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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